iPhone 17eの初期設定手順|eSIM移行とiOS更新でつまずかない進め方

明るい室内の洗練されたデスク上で、最新のiPhone 17eの初期設定やeSIM移行を進めるクリーンな様子。柔らかな自然光が差し込み、デジタル通信やスムーズなセットアップを連想させる、清潔感とプロフェッショナルな雰囲気に満ちたテック系の風景。 スマホ

iPhone 17eを手に入れて、さっそく初期設定を始めようとしている方へ。先に結論をお伝えすると、iPhone 17eの初期設定は「準備 → 電源と言語 → iOSの確認 → データ移行 → eSIMの開通 → Face ID」の順で進めれば、大きく迷うことはありません。

ただし、iPhone 17eには前のiPhoneと違う点が2つあります。1つは、日本向けモデルがeSIM専用で、SIMカードを挿す場所がないこと。もう1つは、購入直後の本体のiOSが古いとクイックスタートが始まらない・途中で止まるという相談が実際に寄せられていることです。

この記事では、Appleの公式情報と公開されている相談事例をもとに、この2つでつまずかない進め方を順番にまとめました。

※執筆時点(2026年11月時点)の情報です。画面の表示名はiOSのバージョンによって少し異なる場合があります。

iPhone 17eの初期設定で最初に知っておきたい違い

初期設定の流れ自体は、これまでのiPhoneとほぼ同じです。ただ、本体の仕様が変わったことで、設定の途中で判断が必要になる場面があります。主な違いを整理しておきます。

項目iPhone 17e(参考)iPhone 16e
SIMeSIMのみ(eSIMを2つ同時に利用可能)nano-SIMとeSIM
チップA19A18
MagSafe充電対応(最大15W)非対応
アクションボタンありあり
顔認証Face IDFace ID

この中で初期設定にいちばん影響するのは、SIMの違いです。今までSIMカードを差し替えて機種変更していた方は、iPhone 17eでは回線をeSIMとして移す手順が必要になります。ここは後ほど詳しく説明します。

なお、iPhone 16eを設定する方は手順の細かな部分が異なるため、iPhone 16eの初期設定ガイドのほうを参考にしてください。また、画面のなめらかさ(リフレッシュレート)の違いが気になって機種を比べている方は、iPhone 17とiPhone 17eの60Hz・120Hzの違いで整理しています。

iPhone 17eの初期設定を始める前に準備するもの

初期設定の途中で「パスワードが分からない」「旧端末の充電が切れた」となると、最初からやり直しになることがあります。始める前に、次のものをそろえておきましょう。

  • 充電の環境:付属のUSB-Cケーブルと、手持ちのUSB-C電源アダプタ(電源アダプタは同梱されていません)
  • Wi-Fiのネットワーク名とパスワード
  • AppleアカウントのメールアドレスとパスワードAppleアカウントのメールアドレスとパスワード(旧称:Apple ID)
  • 今まで使っていたスマホ:充電しておき、Wi-FiとBluetoothをオンにしておく
  • 契約している通信会社の情報:会員ページのIDとパスワード(eSIMの再発行が必要になった場合に使います)

また、Appleの案内によると、クイックスタートでデータを移している間は新旧どちらのiPhoneも使えなくなります。電話やメッセージを使わなくてよい、時間に余裕のある時間帯を選ぶのがおすすめです。

【コピーして使える】iPhone 17e 初期設定前チェックリスト

□ iPhone 17eと旧端末の両方を充電した
□ Wi-Fiのパスワードを確認した
□ Appleアカウントのパスワードでサインインできることを確認した
□ 通信会社の会員ページにログインできることを確認した
□ 旧端末のバックアップを取った
□ LINEなど、アプリごとの引き継ぎ準備をした
□ 1〜2時間ほどスマホを使わなくてよい時間を確保した

iPhone 17eの初期設定手順【全体の流れ】

ここからは実際の手順です。新規で使い始める場合も、機種変更の場合も、基本の流れは次のとおりです。

  1. 電源を入れる:本体右側のサイドボタンを、Appleロゴが表示されるまで長押しします。
  2. 言語と国・地域を選ぶ:「日本語」と「日本」を選びます。
  3. クイックスタートの画面で進め方を選ぶ:旧iPhoneから移す場合は旧iPhoneを近づけます。新しく使い始める場合や、Androidから移す場合は、手動で設定する項目を選びます。
  4. Wi-Fiに接続する:ネットワークを選び、パスワードを入力します。
  5. モバイル通信の設定(eSIM):画面が表示されたら案内に従います。この場で設定できない場合は、後から設定することもできます。
  6. Face IDとパスコードを設定する:画面の円の中で、顔をゆっくり回すように動かします。
  7. データの転送方法を選ぶ:旧iPhoneから直接、iCloudから、Androidから、転送しない、のいずれかを選びます。
  8. Appleアカウントや各種設定の画面を進める:位置情報、Siri、スクリーンタイムなどは、迷ったら後から変更できます。
  9. ホーム画面が表示されたら完了です。

Appleの案内では、iCloudからデータを移す場合はアプリやデータが裏側でダウンロードされるため、すぐに使い始められます。一方、旧iPhoneから直接移す場合は、転送が終わるまで待つ必要があります。どちらの場合も、移行が終わるまで2台を電源につないだまま、近くに置いておくのが基本です。

クイックスタートが始まらない・止まる時は先にiOSを最新にする

iPhone 17eの初期設定でいちばん多い相談が、「クイックスタートの画面が出ない」「ソフトウェアアップデートの画面から進まない」というものです。

Appleのサポートコミュニティでは、旧iPhoneのiOSより、新しいiPhone 17eのiOSのほうが古いことが原因として多く挙げられています。購入直後のiPhoneでも、工場出荷時のiOSのままで、最新版になっていないことがあるためです。

公開されている回答や事例を見る限り、次の手順で進めると遠回りに見えて確実です。

  1. iPhone 17eで、言語、国・地域、Wi-Fiだけを設定し、それ以外は「あとで」などでスキップしてホーム画面まで進める(eSIMの設定やデータ移行もこの段階では行わない)
  2. 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で、iPhone 17eを最新のiOSにする
  3. 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」で、iPhone 17eを初期状態に戻す
  4. もう一度、初期設定の最初からクイックスタートを行う

注意:消去するのは新しいiPhone 17eのほうです。データが入っている旧iPhoneを消去しないよう、操作する端末をよく確認してください。

症状考えられる原因まず試すこと
クイックスタートの画面が出ないiPhone 17eのiOSが旧端末より古い上の手順で17eを先に最新化してから初期化
アップデートの画面で止まる初期設定中のアップデートに時間がかかっている最低限の設定でホーム画面を出してからアップデート
旧iPhoneから設定の案内が消えた一時的な接続の問題Appleの案内どおり、両方のiPhoneを再起動
iCloudから復元できないバックアップ元よりiOSが古い17eを最新のiOSにしてから復元

SIMカードからiPhone 17eへ乗り換える時のeSIM移行方法

iPhone 17eの日本向けモデルにはSIMカードのスロットがありません。今の回線をどう移すかは、今使っている端末と通信会社によって変わります。

今の状況主な移し方
iPhoneを使っていて、通信会社がeSIMクイック転送に対応初期設定中、または後から「設定」→「モバイル通信」で、旧iPhoneから転送する。SIMカードの回線もeSIMとして移せる場合があります
Androidから乗り換える通信会社の会員ページなどでeSIMの発行手続きをし、案内に従ってiPhone 17eに追加する
通信会社がeSIMクイック転送に対応していない通信会社でeSIMの再発行を行い、QRコードなどの案内に従って追加する

eSIMクイック転送は、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの大手4社が対応しています。格安SIMは会社によって対応が異なるので、契約先の案内を先に確認しておきましょう。また、転送に必要なiOSのバージョンは案内によって書き方が違うため、新旧両方のiPhoneを最新のiOSにしてから行うのが安全です。

注意:回線をiPhone 17eへ移すと、旧端末ではその回線が使えなくなります。銀行アプリなどのSMS認証が届かなくなると困るため、iPhone 17eで電話・データ通信・SMSが使えることを確認してから、次の作業に進んでください。

AndroidからiPhone 17eへ移行する場合の手順

Androidからの乗り換えでは、Apple公式の「iOSに移行」アプリを使います。

  1. Android端末に、Google Playストアから「iOSに移行」アプリをインストールする
  2. iPhone 17eの初期設定で、データの転送方法として「Androidから」を選ぶ
  3. iPhone 17eに表示されたコードを、Android側のアプリに入力する
  4. 移したいデータを選び、転送が終わるまで2台を電源につないだまま待つ

連絡先や写真などは移せますが、アプリは基本的にiPhone用をApp Storeから入れ直すことになります。LINEなどのアプリはアプリごとに引き継ぎ方法が決まっているので、Androidを手放す前に各アプリの引き継ぎを済ませておくと安心です。回線は、前の章で紹介したとおり通信会社でeSIMの手続きを行います。

初期設定が終わったら確認したい設定

ホーム画面が表示されたら、次の設定を確認しておきましょう。後回しにしがちですが、トラブルを防ぐ意味で大事な項目です。

  • ソフトウェアアップデート:「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で最新のiOSになっているか確認します。執筆時点では、2026年9月に配信が始まったiOS 27が最新の世代です。
  • iCloudバックアップ:「設定」→「自分の名前」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」をオンにします。
  • 探す:紛失に備えて、「iPhoneを探す」がオンになっているか確認します。
  • アクションボタン:「設定」→「アクションボタン」から、消音モード、カメラ、フラッシュライト、翻訳など、よく使う機能を割り当てられます。
  • Apple Intelligence:「設定」→「Apple IntelligenceとSiri」からオンにできます。初回は必要なデータのダウンロードがあるため、Wi-Fi環境で行いましょう。

アプリを入れると「トラッキングの許可」を求められることがあります。許可と拒否のどちらを選べばよいか迷う方は、iPhoneのトラッキング通知の意味と設定方法を先に読んでおくと判断しやすくなります。ホームボタンのないiPhoneが初めての方は、ホームボタンなしのiPhoneの基本操作も役立ちます。

iPhone 17eの初期設定に関するよくある質問

iPhone 17eにSIMカードは入りますか?

日本向けのiPhone 17eにはSIMカードのスロットがなく、eSIM専用です。eSIMは2つまで同時に使えるため、仕事用と個人用の回線を1台で使い分けることもできます。

iPhone 17eの初期設定にはどれくらい時間がかかりますか?

データを移さない場合は比較的短時間で終わりますが、データ移行やiOSのアップデートを行う場合は、データ量や回線の状況によって大きく変わります。時間を言い切ることはできないため、余裕のある時間帯に始めるのがおすすめです。

Wi-Fiがなくても初期設定はできますか?

Appleの案内では、Wi-Fiのほかにモバイルデータ通信でも接続できます。ただし、eSIMがまだ開通していない場合は通信できないため、基本的にはWi-Fi環境で行うほうが確実です。

古いiPhoneやAndroidはいつ初期化していいですか?

iPhone 17eで、写真や連絡先などのデータ、電話・データ通信・SMS、よく使うアプリのログインがすべて問題なく使えることを確認してからにしましょう。初期化してしまうと、移し忘れたデータは取り戻せません。

クイックスタートを使わずにiCloudバックアップから復元できますか?

できます。初期設定のデータ転送で「iCloudから」を選びます。ただし、iPhone 17eのiOSがバックアップを作った端末より古いと復元できないことがあるため、先にiPhone 17eを最新のiOSにしておきましょう。

まとめ:iPhone 17eはeSIMとiOS更新の順番が成功のカギ

iPhone 17eの初期設定は、流れだけ見ればこれまでのiPhoneと大きく変わりません。つまずきやすいのは次の2点です。

  • クイックスタートが始まらない時は、先にiPhone 17eを最新のiOSにしてからやり直す
  • SIMカードは使えないため、eSIMとして回線を移し、開通を確認してから旧端末を初期化する

この2つを押さえておけば、初めてのeSIM専用iPhoneでも落ち着いて設定を進められるはずです。まずは準備のチェックリストを確認するところから始めてみてください。

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