iPhone16の電源切り方|3つの方法を初心者向けに解説

iPhone16の電源切り方|3つの方法を初心者向けに解説

「新しいiPhone 16を買ったけど、電源の切り方がわからない…」「ボタンを長押ししても緊急SOSの画面が出てきてしまう…」そんな経験はありませんか?

iPhone 16シリーズから初めてiPhoneを使う方、あるいは久しぶりにiPhoneに戻ってきた方にとって、電源の切り方は意外と戸惑うポイントです。ホームボタンがなくなり、サイドボタンと音量ボタンの組み合わせで操作する仕様になったため、従来のスマートフォンとは勝手が違います。

実は、iPhone 16の電源を切る方法は3つ存在します。ボタン操作が苦手な方でも、設定アプリから簡単に電源をオフにできる方法や、緊急時に使える強制再起動の手順まで、状況に応じて使い分けることができます。

この記事では、iPhone 16の電源オフに関する全ての疑問を解決します。基本的な操作方法から、「スライダーが表示されない」「緊急SOSが誤作動する」といったよくあるトラブルの対処法まで、初心者の方でも迷わず実行できるように、ステップバイステップで詳しく解説していきます。

この記事を読めば、わかること:

  • iPhone 16の電源を切る3つの方法
  • ボタン操作の正しい手順と注意点
  • フリーズ時の強制再起動の方法
  • よくある失敗例とその対処法
  • 電源オフに関する豆知識とFAQ

所要時間はわずか3分。この記事を最後まで読めば、どんな状況でもiPhone 16の電源を安全に切ることができるようになります。それでは、まず基本の3つの方法から見ていきましょう。

iPhone 16の電源オフ|基本の3つの方法

iPhone 16の電源を切る方法は、大きく分けて3つあります。それぞれに特徴があり、状況に応じて使い分けることで、より快適にiPhoneを操作できます。

【方法1】ボタン操作で電源を切る(最も一般的)

最もスタンダードな方法です。サイドボタンと音量ボタンを同時に長押しすることで、「スライドで電源オフ」の画面を表示させます。

メリット:

  • 最も素早く電源をオフにできる
  • iPhoneを手に持っている状態で直感的に操作可能
  • 画面が点灯していなくても実行できる

デメリット:

  • ボタンの押し方を間違えると緊急SOSが発動する
  • ボタンが故障している場合は使えない

こんな時におすすめ:

  • 日常的に電源を切りたい時
  • 飛行機搭乗前など素早く電源を落としたい時
  • 通常の使用状況で問題がない時

【方法2】設定アプリから電源を切る(ボタン不調時)

iPhoneの設定アプリから電源をオフにする方法です。ボタン操作が苦手な方や、物理ボタンに不具合がある場合に有効です。

メリット:

  • 物理ボタンを使わずに電源を切れる
  • 誤操作の心配がない
  • 確実に「スライドで電源オフ」画面を表示できる

デメリット:

  • 操作に数ステップ必要で時間がかかる
  • 画面が操作できる状態でないと使えない

こんな時におすすめ:

  • サイドボタンや音量ボタンが故障している時
  • ボタン操作に自信がない時
  • ゆっくり確実に電源を切りたい時

【方法3】AssistiveTouchで電源を切る(アクセシビリティ機能)

iPhoneのアクセシビリティ機能「AssistiveTouch」を使用する方法です。画面上に表示される仮想ボタンから電源オフ操作を行います。

メリット:

  • 物理ボタンを一切使わない
  • 手の不自由な方でも操作しやすい
  • 画面タップだけで完結

デメリット:

  • 事前にAssistiveTouchを有効化する必要がある
  • 常時画面上にボタンが表示される
  • 初期設定が必要

こんな時におすすめ:

  • 物理ボタンが全く使えない時
  • 手指の動きに制限がある方
  • 普段からAssistiveTouchを使用している時

この3つの方法を知っておけば、どんな状況でもiPhone 16の電源を安全に切ることができます。次の章では、最も一般的な「ボタン操作」による電源オフの詳しい手順を解説していきます。

ボタンで電源を切る詳しい手順

ここでは、最も使用頻度の高い「ボタン操作」による電源オフの方法を、初心者の方でも失敗しないように詳しく解説します。

必要なボタンの位置確認

まず、iPhone 16のボタン配置を確認しましょう。

  • サイドボタン(電源ボタン): iPhone本体の右側面にある、やや大きめのボタン
  • 音量ボタン: iPhone本体の左側面にある2つのボタン(音量上げボタンと音量下げボタン)

iPhone 16の電源を切る際には、「サイドボタン」と「音量ボタン(上げまたは下げのどちらか一方)」を同時に使用します。

ステップバイステップの操作方法

【手順1】iPhoneを両手で持つ

右手の親指でサイドボタン、左手の親指で音量ボタン(上げまたは下げのどちらでもOK)を押せる持ち方をします。片手での操作も可能ですが、両手の方が確実です。

【手順2】2つのボタンを同時に長押し

サイドボタンと音量ボタンのどちらか一方を、同時に長押しします。押し始めるタイミングをできるだけ揃えることが重要です。

重要ポイント:

  • 「同時に」押すことが大切
  • サイドボタンだけ長押ししても電源オフにはならない
  • 約2〜3秒押し続ける必要がある

【手順3】画面を確認

正しく操作できていれば、画面上部に「スライドで電源オフ」という赤いスライダーが表示されます。

同時に以下も表示されます:

  • 緊急SOS(下部)
  • キャンセル(右上)
  • メディカルID(左下)

【手順4】スライダーを右にスワイプ

画面上部の「スライドで電源オフ」のスライダーを、左から右にスワイプ(指で滑らせる)します。

注意:

  • タップではなく、必ず「スワイプ(スライド)」する
  • スライダー全体を右端まで動かす
  • 途中で指を離すとキャンセルされる

【手順5】電源オフの完了確認

スワイプが完了すると、画面が暗くなり、数秒後に完全に電源がオフになります。

電源が切れた証拠:

  • 画面が真っ暗になる
  • バイブレーションが停止する
  • 充電中の場合、充電ランプが消える(または充電表示のみになる)

「スライドで電源オフ」画面の正しい操作

「スライドで電源オフ」画面が表示されたら、落ち着いて操作しましょう。

正しい操作:

  • スライダーの上に指を置く
  • ゆっくりと右端までスライドさせる
  • 右端に到達したら指を離す

間違った操作:

  • スライダーをタップする → 何も起きない
  • 途中で指を離す → キャンセルされる
  • 画面外をタップする → 画面が消える(電源は切れていない)

よくある失敗例と対処法

iPhone 16の電源オフでよくある失敗パターンと、その対処法をご紹介します。

【失敗例1】緊急SOSが発動してしまう

原因:

  • サイドボタンを5回連続で押してしまった
  • サイドボタンと音量ボタンを長押ししすぎた

対処法:

  • 「キャンセル」をタップして緊急SOS画面を閉じる
  • 落ち着いて最初から操作をやり直す
  • ボタンは約2〜3秒の長押しで十分

【失敗例2】Siriが起動してしまう

原因:

  • サイドボタンだけを長押ししてしまった

対処法:

  • Siriを閉じる(画面下から上にスワイプ)
  • 必ず「サイドボタン」と「音量ボタン」の両方を同時に押す

【失敗例3】スライダーが表示されない

原因:

  • ボタンを同時に押せていない
  • 押す時間が短すぎる

対処法:

  • 両方のボタンを同時に、しっかりと2〜3秒長押しする
  • タイミングをできるだけ揃えて押す

設定から電源を切る方法

ボタン操作がどうしてもうまくいかない場合や、物理ボタンに不具合がある場合には、設定アプリから電源を切ることができます。

設定アプリでの操作手順

【手順1】設定アプリを開く

ホーム画面から「設定」アプリ(歯車のアイコン)をタップして起動します。

【手順2】「一般」をタップ

設定画面を下にスクロールして、「一般」の項目を見つけてタップします。

【手順3】「システム終了」をタップ

「一般」画面を一番下までスクロールすると、「システム終了」という項目があります。これをタップします。

【手順4】スライダーを操作

ボタン操作の時と同じく、「スライドで電源オフ」の画面が表示されます。スライダーを右にスワイプして、電源をオフにします。

この方法が有効な状況

設定アプリから電源を切る方法は、以下のような状況で特に有効です:

ボタンが故障している時:

  • サイドボタンや音量ボタンが物理的に壊れている
  • ボタンの反応が悪い
  • ボタンが陥没して押せない

ボタン操作に自信がない時:

  • 何度やっても緊急SOSが発動してしまう
  • ボタンの同時押しが難しい
  • 高齢者や手指の動きに制限がある方

確実に電源を切りたい時:

  • 誤操作を絶対に避けたい状況
  • ゆっくりと確認しながら操作したい
  • 初めて電源を切る時

メリットとデメリット

メリット:

  • 物理ボタンを使わなくて済む
  • 画面を見ながら確実に操作できる
  • 誤って緊急SOSを発動させる心配がない
  • 操作手順が視覚的にわかりやすい

デメリット:

  • ボタン操作より手順が多い
  • 画面が操作できる状態でないと使えない
  • フリーズしている時には使用不可
  • 多少時間がかかる(約10〜15秒)

通常時はボタン操作、ボタンに問題がある時は設定アプリから、というように使い分けると良いでしょう。

iPhone 16がフリーズした時の強制再起動

iPhone 16が完全にフリーズして反応しなくなった場合、通常の電源オフ方法は使えません。そんな時に有効なのが「強制再起動」です。

強制再起動と通常の電源オフの違い

通常の電源オフ:

  • アプリを正常に終了させてから電源を切る
  • データの保存処理を完了させる
  • 安全で推奨される方法

強制再起動:

  • システムを強制的に再起動させる
  • 実行中のアプリは強制終了される
  • 緊急時のみ使用する最終手段

**重要:**強制再起動は、iPhoneが完全にフリーズして他の方法が一切使えない時のみ実行してください。通常の使用時は、通常の電源オフ→電源オンの手順を使うべきです。

強制再起動の正しい手順

iPhone 16の強制再起動は、特定のボタン操作の順序を守る必要があります。

【手順1】音量上げボタンを素早く押して離す

左側面の音量上げボタン(上の方)を、パッと押してすぐに離します。長押しは不要です。

【手順2】音量下げボタンを素早く押して離す

続けて、音量下げボタン(下の方)を、同じくパッと押してすぐに離します。

【手順3】サイドボタンを長押し

最後に、右側面のサイドボタンを押し続けます。画面が真っ暗になっても、Appleロゴが表示されるまで押し続けることが重要です。

【手順4】Appleロゴが表示されたら指を離す

通常10〜15秒程度でAppleロゴが表示されます。ロゴが表示されたら、サイドボタンから指を離してOKです。

【手順5】再起動の完了を待つ

Appleロゴの後、通常の起動画面が表示され、パスコード入力画面に進みます。これで強制再起動は完了です。

実行すべきタイミング

強制再起動は以下のような緊急時にのみ実行してください:

フリーズして一切反応しない:

  • 画面タップに反応しない
  • ボタン操作に反応しない
  • 数分待っても改善しない

アプリが固まって終了できない:

  • 特定のアプリで完全にフリーズ
  • ホームに戻れない
  • 強制終了もできない

画面が真っ暗/真っ白になった:

  • 突然画面が消えた
  • 白い画面のまま動かない
  • 何をしても表示が変わらない

再起動ループに陥っている:

  • 起動とシャットダウンを繰り返す
  • Appleロゴで止まる

データへの影響と注意点

保存されているデータへの影響:

基本的に、強制再起動によって保存済みのデータが消えることはありません。ただし、以下の点には注意が必要です:

保存済みデータ:安全

  • 写真、動画、連絡先などのデータ
  • インストール済みのアプリ
  • 設定情報

未保存データ:失われる可能性

  • 編集中のメモやメール
  • 保存していないドキュメント
  • ゲームの途中データ

注意点:

  • できるだけ通常の再起動を試す
  • バックアップを定期的に取る習慣をつける
  • 頻繁に強制再起動が必要な場合は、Appleサポートに相談

強制再起動は「最後の手段」として覚えておき、通常は避けるべき操作であることを理解しておきましょう。

電源オフに関するよくあるトラブルと解決法

iPhone 16の電源オフで遭遇しがちなトラブルと、その具体的な解決方法をご紹介します。

緊急SOSが発動してしまう

原因:

  • サイドボタンを5回連続で素早く押してしまった
  • サイドボタンと音量ボタンを長押ししすぎた(約5秒以上)
  • 「長押しで通報」設定が有効になっている

解決法:

即座の対処:

  1. 画面上の「キャンセル」ボタンをタップ
  2. または、画面を左にスワイプして閉じる
  3. 緊急通報はタップしない限り発信されない

予防策:

  1. ボタンの長押し時間を2〜3秒程度にする
  2. 5回連続クリックをしない
  3. 設定で緊急SOS機能を調整する

設定変更方法:

  • 設定 → 緊急SOS → 「長押しで通報」をオフにする
  • これで長押しだけでは緊急SOSが発動しなくなる

スライダーが表示されない

原因:

  • ボタンを同時に押せていない
  • 長押しの時間が短すぎる
  • 片方のボタンだけを押している
  • ボタンが故障している

解決法:

確認すべきこと:

  1. 両方のボタンを本当に「同時に」押しているか
  2. 最低でも2秒以上長押ししているか
  3. サイドボタン「だけ」になっていないか(Siriが起動する)

試すべき対処法:

  1. もう一度、ゆっくりと確実に両方のボタンを同時長押し
  2. 押すタイミングをできるだけ揃える
  3. それでもダメなら設定アプリから電源を切る
  4. ボタン故障の可能性があればAppleサポートへ

電源が切れたか確認できない

原因:

  • 画面が暗くなっただけでスリープ状態
  • 充電中で充電表示が残っている
  • 実は電源が入ったままの可能性

解決法:

電源オフの確認方法:

  1. サイドボタンを短く1回押す → 反応がなければ電源オフ
  2. 充電ケーブルを抜き差ししてみる → 充電音が鳴らなければ電源オフ
  3. しばらく待ってから着信テストをしてもらう

確実に電源を切る方法:

  1. スライダーを右端まで確実にスワイプ
  2. Appleロゴが消えるのを待つ
  3. 画面が完全に真っ暗になるのを確認
  4. 数十秒待ってから確認

再起動してしまう

原因:

  • スライダーを途中までしかスワイプしていない
  • 操作を途中でキャンセルしている
  • システムの不具合

解決法:

正しいスワイプ方法:

  1. スライダーの上に指を置く
  2. 右端まで確実にスライドさせる
  3. 指を離さずに右端まで到達させる
  4. 右端に到達してから指を離す

それでも再起動する場合:

  1. もう一度最初から操作をやり直す
  2. 設定アプリから「システム終了」を試す
  3. iOSのアップデートを確認
  4. 何度も繰り返す場合はAppleサポートへ相談

これらのトラブルシューティングを試しても解決しない場合は、ハードウェアの故障やソフトウェアの深刻な問題の可能性があります。Appleサポートや正規サービスプロバイダに相談することをお勧めします。

iPhone 16の電源オン方法

電源を切った後、再び電源を入れる方法も確認しておきましょう。

電源を入れる手順

iPhone 16の電源オンは非常にシンプルです。

【手順1】サイドボタンを長押し

iPhone本体右側面のサイドボタンを、Appleロゴが表示されるまで長押しします。

【手順2】Appleロゴが表示されたら指を離す

通常2〜3秒でAppleロゴが画面に表示されます。ロゴが表示されたら、ボタンから指を離してOKです。

【手順3】起動完了を待つ

Appleロゴの後、起動プロセスが進み、パスコード入力画面またはFace ID認証画面が表示されます。

起動にかかる時間

iPhone 16の起動時間は、以下の要因によって変わります:

通常の起動時間:

  • 完全シャットダウンからの起動:約30〜60秒
  • 強制再起動後:約1〜2分
  • バッテリー切れからの充電後起動:約2〜5分

起動が遅い場合の原因:

  • バックグラウンドアプリが多い
  • ストレージ容量が少ない
  • iOSアップデート直後
  • 長期間電源を切っていた

Appleロゴが表示されない場合

サイドボタンを長押ししてもAppleロゴが表示されない場合、以下を試してください:

【対処法1】充電を確認

  • バッテリーが完全に切れている可能性
  • 充電ケーブルを接続して10分以上待つ
  • 充電表示が出るか確認

【対処法2】強制再起動を試す

  • 前述の強制再起動手順を実行
  • 音量上げ→音量下げ→サイドボタン長押し

【対処法3】充電ケーブルと電源を変える

  • 別の充電ケーブルを試す
  • 別の電源アダプタを使う
  • パソコンのUSBポートで充電を試す

【対処法4】Appleサポートに連絡

  • 上記を試しても起動しない場合
  • ハードウェア故障の可能性
  • 正規サービスプロバイダでの診断が必要

電源オフに関する豆知識

iPhone 16の電源オフについて、知っておくと役立つ豆知識をご紹介します。

電源を切るべきタイミング

実は、iPhone 16は電源を毎日切る必要はありません。しかし、以下のようなタイミングでは電源オフが推奨されます:

推奨されるタイミング:

  • 飛行機に搭乗する時(機内モードでもOK)
  • 病院のMRI室など医療機器周辺
  • 長期間使用しない時(1週間以上)
  • システムの調子が悪い時
  • iOSアップデート後の完全再起動

電源を切らなくても良い状況:

  • 夜寝る時(スリープで十分)
  • 短時間の外出時
  • 日常的な使用時

再起動との使い分け

「電源オフ」と「再起動」は似ていますが、使い分けると効果的です。

電源オフが適している場合:

  • 完全にiPhoneを使わない時
  • バッテリーを消費したくない時
  • 長期保管する時

再起動が適している場合:

  • 動作が遅くなった時
  • アプリの調子が悪い時
  • iOSアップデート後
  • メモリをクリアしたい時

再起動の方法:

  1. 電源を切る(前述の方法)
  2. 数秒待つ
  3. サイドボタン長押しで電源を入れる

バッテリー寿命への影響

「電源を頻繁に切るとバッテリーに悪い」という話を聞いたことがあるかもしれません。実際のところはどうなのでしょうか?

結論:ほとんど影響なし

現代のリチウムイオンバッテリーは、電源のオン・オフによる影響をほとんど受けません。

バッテリー寿命に影響する本当の要因:

  • 充電サイクルの回数(充放電の繰り返し)
  • 高温環境での使用
  • バッテリー残量0%や100%での長時間放置
  • 急速充電の頻繁な使用

バッテリーに優しい使い方:

  • 20%〜80%の範囲で使用する
  • 高温環境を避ける
  • 完全放電させない
  • 過充電を避ける

電源オフ自体がバッテリーに悪影響を与えることはないので、必要な時には遠慮なく電源を切って大丈夫です。

よくある質問(FAQ)

iPhone 16の電源オフに関して、よく寄せられる質問をまとめました。

Q1: iPhone 16の電源ボタンはどこにありますか?

A: iPhone 16には従来の「電源ボタン」という名称のボタンはなく、「サイドボタン」と呼ばれます。本体の右側面にある、やや大きめの細長いボタンがサイドボタンです。このボタンと音量ボタンを組み合わせて電源操作を行います。

Q2: 電源を切らずに再起動する方法はありますか?

A: はい、あります。電源を切る操作(サイドボタン+音量ボタン長押し)を行い、「スライドで電源オフ」が表示されたら、一度電源を切ります。その後すぐにサイドボタンを長押しして電源を入れれば、再起動完了です。ただし、設定には「再起動」という直接的なオプションはないため、電源オフ→電源オンの手順が必要です。

Q3: 電源を切るとアラームは鳴りますか?

A: いいえ、鳴りません。iPhone 16の電源が完全にオフになっている状態では、設定していたアラームは作動しません。朝のアラームを使いたい場合は、電源を切らずにスリープ状態(画面オフ)にしておく必要があります。おやすみモードや機内モードであればアラームは鳴ります。

Q4: 充電中でも電源を切れますか?

A: はい、充電中でも問題なく電源を切ることができます。電源を切った状態で充電を続けると、充電効率がやや向上する場合もあります。ただし、電源オフ中は充電状況を画面で確認できないため、充電完了の確認はランプや、電源を入れた時のバッテリー表示で行います。

Q5: 電源オフとおやすみモードの違いは何ですか?

A: 大きく異なります。

電源オフ:

  • iPhoneが完全にシャットダウン
  • 全ての機能が停止
  • 着信・通知は一切受け取れない
  • アラームも鳴らない
  • バッテリー消費はほぼゼロ

おやすみモード:

  • iPhoneは動作している
  • 通知音やバイブが消音される
  • 着信・通知は受信している(音が鳴らないだけ)
  • アラームは正常に鳴る
  • 許可した連絡先からの着信は受けられる

就寝時は通常「おやすみモード」の使用が推奨されます。

Q6: 毎日電源を切った方がいいですか?

A: いいえ、その必要はありません。iPhone 16は毎日電源を切らなくても、安定して動作するように設計されています。

電源を切るべき頻度:

  • 週に1回程度の再起動で十分
  • 動作が遅くなった時
  • 不具合が発生した時
  • 長期間使わない時(旅行など)

毎日電源を切ると、起動時間がかかり、逆に不便になる場合があります。通常は夜間もスリープ状態で問題ありません。

Q7: 電源が入らなくなった場合はどうすれば良いですか?

A: 以下の手順を順番に試してください:

  1. 充電を確認:15分以上充電してから起動を試す
  2. 強制再起動:音量上げ→音量下げ→サイドボタン長押し
  3. 別の充電器で充電:ケーブルや電源アダプタの不良を確認
  4. リカバリーモード:iTunesまたはFinderに接続して復元を試す
  5. Appleサポート:上記で解決しない場合は専門家に相談

ハードウェア故障の可能性もあるため、保証期間内であればApple Store予約がおすすめです。

まとめ:iPhone16の電源切り方

iPhone 16の電源の切り方について、ここまで詳しく解説してきました。最後に重要なポイントをまとめます。

iPhone 16の電源を切る3つの方法

  1. ボタン操作:サイドボタン+音量ボタン長押し → 最も一般的で素早い方法
  2. 設定アプリ:設定 → 一般 → システム終了 → ボタン不調時に有効
  3. AssistiveTouch:アクセシビリティ機能を活用 → 物理ボタンを使わない方法

状況別の使い分け

  • 通常時:ボタン操作(最速)
  • ボタン故障時:設定アプリから
  • フリーズ時:強制再起動(音量上げ→音量下げ→サイドボタン長押し)
  • 緊急時:強制再起動は最終手段として

重要な注意点

  • サイドボタン+音量ボタンは「同時に」押す
  • スライダーは右端まで確実にスワイプ
  • 緊急SOSが誤作動したら「キャンセル」をタップ
  • 電源オフ中はアラームが鳴らない
  • 毎日電源を切る必要はない

トラブル時のチェックリスト

□ ボタンを本当に同時に押しているか? □ 2〜3秒長押ししているか? □ スライダーを右端までスワイプしたか? □ 設定アプリからの方法を試したか? □ 強制再起動を試したか? □ 充電は十分か? □ iOSは最新版か?

これらを確認しても解決しない場合は、Appleサポートへの相談をお勧めします。

さらに困った時の相談先

  • Appleサポート公式サイト:support.apple.com
  • Appleサポートアプリ:直接チャットや電話予約が可能
  • Apple Store:Genius Barで直接相談(要予約)
  • 正規サービスプロバイダ:ビックカメラ、カメラのキタムラなど

iPhone 16の電源操作は、慣れてしまえば簡単です。この記事で紹介した方法を参考に、自分に合った方法でスムーズに電源を切れるようになれば幸いです。

関連する便利な機能

電源オフに関連して、知っておくと便利な機能もご紹介します:

  • おやすみモード:就寝時の通知制御に最適
  • 機内モード:通信を一時的に切断、アラームは使用可能
  • 低電力モード:バッテリー節約、電源オフせずに長持ち
  • 集中モード:特定の時間帯に通知を制限
  • スクリーンタイム:使用時間の管理と制限

これらの機能を活用すれば、電源を切らなくても、状況に応じた最適な使い方ができます。

iPhone 16を快適に使いこなすために、ぜひこの記事をブックマークして、必要な時に参照してください。

タイトルとURLをコピーしました