新しいiPhoneを購入するとき、「256GBにするか、512GBにするか」で悩んでいませんか?
せっかく高価なiPhoneを買うなら失敗したくない。でも、価格差が2万円近くあるとなると、本当に512GBが必要なのか迷ってしまいますよね。
「512GBなら安心だけど、もったいないかも…」 「256GBで足りなくなったらどうしよう…」 「みんなどのくらいの容量を使っているんだろう?」
実は、この容量選びを間違えると、数年間ずっとストレスを抱えることになります。容量不足で大切な写真が撮れなかったり、逆に使い切れない容量にお金を払い続けることになるからです。
私自身、過去に容量選びで失敗した経験があります。「大は小を兼ねる」と思って512GBを選んだものの、実際には200GB程度しか使わず、差額分を無駄にしてしまいました。一方で、友人は「節約」と思って128GBを選び、すぐに容量不足に悩まされていました。
この記事では、あなたに本当に必要なiPhoneの容量を判断するための、実践的な情報をすべて提供します。
具体的には、以下の内容を詳しく解説していきます:
- 512GBが本当に必要な人の特徴と、256GBで十分な人の違い
- 実際のデータ量の目安(写真・動画・アプリそれぞれ何個保存できるか)
- ライフスタイル別のおすすめ容量選択
- 容量不足を回避するためのストレージ管理術
- 後悔しないための具体的な判断基準
この記事を読めば、「自分には何GBが最適なのか」が明確に分かります。価格差に見合った選択ができ、購入後も快適にiPhoneを使い続けることができるでしょう。
それでは、まず「512GBが必要な人・不要な人」の違いから見ていきましょう。
iPhone 512GBが必要な人・不要な人
結論から言うと、一般的なユーザーの約80%は256GBで十分です。しかし、残りの20%の人にとっては、512GBが必須となる場合があります。
まずは、あなたがどちらのタイプかを見極めましょう。
512GBが必要な人の特徴5つ
1. 4K/ProRes動画を頻繁に撮影する人 iPhone 15 Pro以降のProResビデオは、1分間で約6GBものデータを消費します。子どもの運動会や旅行で10分撮影すれば、それだけで60GB。月に数回撮影する人なら、すぐに容量を圧迫します。
2. 写真を1万枚以上iPhoneに保存したい人 最新のiPhoneで撮影した写真は、1枚あたり約3-5MBです。1万枚保存すると30-50GB必要になります。過去数年分の思い出をすべてiPhoneに入れておきたい人には、512GBが安心です。
3. 容量の大きいゲームアプリを5個以上プレイする人 最新のゲームアプリは、1つで10-20GBを超えることも珍しくありません。「原神」「PUBG Mobile」「Call of Duty Mobile」などを複数インストールしていると、あっという間に100GB以上使います。
4. 海外出張や長期旅行が多い人 クラウドに頼れない環境で大量の写真・動画を撮影する必要がある人は、大容量が必須です。2週間の海外旅行で500-1000枚の写真を撮る場合、256GBでは不安が残ります。
5. iPhoneを5年以上使い続ける予定の人 スマートフォンの写真・動画の解像度は年々向上しています。今は256GBで足りていても、3年後にはデータサイズが2倍になっている可能性があります。長期使用を考えるなら、余裕のある512GBが賢明です。
256GBで十分な人の特徴5つ
1. 写真・動画をクラウドに定期的にバックアップする人 iCloudやGoogleフォトを活用し、iPhoneには直近数ヶ月分のデータだけを残す使い方なら、256GBでも問題ありません。むしろ、クラウド活用の方がデータ保護の観点でも優れています。
2. 動画撮影をほとんどしない人 写真が中心で、動画は年に数回程度しか撮らない人なら、256GBで十分です。写真だけなら、5年間で数万枚撮影してもまだ余裕があります。
3. アプリを厳選して使う人 SNS、メッセージ、カメラ、地図など、基本的なアプリだけを使い、ゲームはほとんどプレイしない人なら、アプリによる容量圧迫はほぼありません。
4. 音楽・映画をストリーミングで楽しむ人 Apple MusicやSpotify、Netflix、Amazon Prime Videoなどをストリーミングで利用し、ダウンロード保存をしない人は、容量を大幅に節約できます。
5. 2-3年で買い替える予定の人 短いサイクルで機種変更するなら、256GBでも使い切ることなく次の機種に移行できます。最新機能を常に使いたい人には、こちらがおすすめです。
簡単チェックリストで判定
以下のチェックリストで、3つ以上当てはまれば512GBを検討する価値があります:
□ 4K動画を月に5回以上撮影する □ 写真ライブラリが既に5,000枚を超えている □ 容量10GB以上のアプリを3つ以上使っている □ iCloudなどのクラウドサービスをあまり使いたくない □ 海外や電波の届かない場所に行くことが多い □ 動画編集アプリを使っている □ 次のiPhoneを4年以上使う予定 □ 現在のiPhoneの容量が常に80%以上
2つ以下なら、256GBで快適に使える可能性が高いです。
256GBと512GBの実際の違いとは
では、具体的に256GBと512GBでは、どれだけの違いがあるのでしょうか?数字だけでなく、実際の使用感の違いを見ていきましょう。
価格差はどのくらい?(モデル別比較)
2024年時点での主要モデルの価格差は以下の通りです:
iPhone 15 Pro Maxの場合:
- 256GB:189,800円
- 512GB:219,800円
- 価格差:30,000円
iPhone 15の場合:
- 256GB:139,800円
- 512GB:169,800円
- 価格差:30,000円
この価格差を「高い」と感じるか「必要な投資」と感じるかは、あなたの使い方次第です。ただし、容量不足でiCloudの有料プランを5年間契約すると、200GB プランでも年間4,320円×5年=21,600円かかります。長期的に見れば、価格差はそれほど大きくないとも言えます。
実際に保存できるデータ量の目安
256GBと512GBで、実際にどれだけのデータを保存できるのか、具体的な数字で比較してみましょう。
256GBの場合(システム領域約20GB除く実質236GB):
- 写真(5MB/枚):約47,000枚
- 4K動画(60fps、1分5GB):約47分
- ProRes動画(1分6GB):約39分
- 音楽(5MB/曲):約47,000曲
- アプリ(平均2GB):約118個
512GBの場合(システム領域約20GB除く実質492GB):
- 写真(5MB/枚):約98,000枚
- 4K動画(60fps、1分5GB):約98分
- ProRes動画(1分6GB):約82分
- 音楽(5MB/曲):約98,000曲
- アプリ(平均2GB):約246個
写真・動画・アプリの容量実例
実際の使用例を見てみましょう。
Aさん(30代会社員、子ども2人)のケース:
- 写真:15,000枚(約75GB)
- 動画:月2-3回、各5-10分(年間約120GB)
- アプリ:30個(約60GB)
- その他(メッセージ、キャッシュなど):約20GB
- 合計:約275GB → 512GB必要
Bさん(20代独身、趣味は音楽とSNS)のケース:
- 写真:5,000枚(約25GB)
- 動画:年に数回(約10GB)
- アプリ:50個(約40GB)
- オフライン音楽:500曲(約2.5GB)
- その他:約10GB
- 合計:約87GB → 256GBで十分
このように、ライフスタイルによって必要な容量は大きく変わります。
512GBを選ぶべき5つの具体的なケース
ここからは、「絶対に512GBを選ぶべき」と断言できる具体的なケースを紹介します。
4K/ProRes動画を頻繁に撮影する人
iPhone 15 Pro以降、ProResビデオ撮影が可能になりました。これはプロの映像制作でも使われる高品質フォーマットですが、その分データサイズが巨大です。
具体例: 子どもの発表会を30分ProResで撮影した場合、約180GBを消費します。これだけで256GBモデルの約76%を使ってしまう計算です。
また、4K/60fpsの通常動画でも、1時間で約300GBになります。旅行先で毎日動画を撮影する人や、Vlog撮影をする人には、512GBが必須と言えるでしょう。
プロの視点: 動画クリエイターの多くは、「編集前の素材をiPhoneに残しておきたい」というニーズがあります。外出先でも確認・編集できるよう、512GBまたは1TBを選択するのが一般的です。
大量の写真をiPhoneに保存したい人
「クラウドは信用できない」「ネット環境がなくても見たい」という理由で、すべての写真をiPhone本体に保存したい人もいます。
10年分の思い出を持ち歩く: 年間2,000枚撮影する人なら、10年で20,000枚。最新のiPhoneで撮影した高解像度写真なら、約100GBになります。さらに、過去のiPhoneから移行した写真も含めると、256GBでは心許ないでしょう。
バックアップの安心感: 家族の大切な思い出は、複数の場所に保存するのが基本です。iPhone本体、iCloud、外付けHDD、この3つに保存しておけば、万が一の時も安心。そのためには、iPhoneに十分な容量が必要です。
容量の大きいゲームを複数プレイする人
最新のモバイルゲームは、驚くほど大容量化しています。
人気ゲームの容量(2024年時点):
- 原神:約25GB(アップデートでさらに増加)
- Call of Duty Mobile:約15GB
- PUBG Mobile:約12GB
- ウマ娘:約8GB
- モンスターストライク:約5GB
これら5つをすべてインストールすると、それだけで65GB。さらに、ゲーム内データ(キャッシュ、ダウンロードコンテンツ)を含めると、100GBを超えることも珍しくありません。
ゲーマーにとって、256GBは確実に不足します。
海外出張や旅行が多い人
海外では、いつでもクラウドにアクセスできるとは限りません。ローミング料金が高額だったり、Wi-Fi環境が不安定だったりします。
2週間のヨーロッパ旅行の例:
- 毎日100枚の写真撮影:1,400枚(約7GB)
- 観光地での動画撮影(1日10分):14日×10分(約70GB)
- オフライン地図データ:約3GB
- ダウンロードした映画・ドラマ:約20GB
- 合計:約100GB
既存のデータと合わせると、256GBではギリギリ、または不足する可能性があります。旅行好きな人にとって、512GBは「安心の保険」となるでしょう。
長期間(4-5年以上)使う予定の人
iPhoneは高価なデバイスです。できるだけ長く使いたいと考える人も多いでしょう。
データ量の増加傾向:
- 2019年のiPhone 11:写真1枚約2-3MB
- 2024年のiPhone 15:写真1枚約5-7MB
- 2029年(予測):写真1枚約10-15MB
5年後には、今の2-3倍のデータサイズになる可能性があります。今256GBでギリギリなら、3年後には確実に不足します。
専門家の視点: 長期使用を前提とするなら、「今必要な容量の1.5-2倍」を選ぶのが賢明です。256GBで足りそうでも、将来を見据えて512GBを選ぶ価値は十分にあります。
256GBで十分な理由とiCloud活用術
ここまで512GBの必要性を説明してきましたが、実は多くの人にとって256GBで十分です。その理由と、賢く使うコツを解説します。
一般的な使い方なら256GBで問題ない理由
平均的なユーザーの実際の使用量: Apple の統計によると、iPhoneユーザーの約70%は、ストレージの半分も使っていません。256GBモデルのユーザーなら、平均使用量は100-120GB程度です。
主な理由:
- ストリーミングサービスの普及(音楽・動画をダウンロード保存しない)
- クラウドサービスの進化(自動バックアップが標準化)
- アプリの効率化(不要なキャッシュを自動削除)
- 定期的な整理習慣(古い写真・動画を外部保存)
つまり、「なんとなく不安だから」という理由だけで512GBを選ぶ必要はないのです。
iCloudと併用すれば容量不足を回避できる
iCloudを賢く活用すれば、iPhone本体の容量を大幅に節約できます。
iCloudの料金プラン(2024年時点):
- 5GB:無料
- 50GB:月額130円(年間1,560円)
- 200GB:月額400円(年間4,800円)
- 2TB:月額1,300円(年間15,600円)
推奨設定: 「iCloud写真」をオンにすると、フル解像度の写真はiCloudに保存され、iPhone本体には軽量版のみが残ります。これだけで、数十GBの節約が可能です。
計算例: 512GBモデルへのアップグレード費用30,000円を、iCloud 200GBプランに充てた場合、約6年分の料金に相当します。6年以内に買い替えるなら、256GB+iCloudの方がコスパが良いことになります。
Googleフォトなど他のクラウドサービス活用法
iCloud以外の選択肢も豊富です。
Googleフォト:
- 無料プラン:15GB(Gmail、Driveと共用)
- 有料プラン:100GBで月額250円、200GBで月額380円
- メリット:Androidとの互換性、強力な検索機能
Amazon Photos:
- Amazonプライム会員なら写真無制限(追加料金なし)
- メリット:既存のプライム会員なら実質無料
複数サービス併用の戦略:
- iCloud:最新1年分の写真(自動同期で常にアクセス可能)
- Googleフォト:1-3年前の写真(検索用)
- Amazon Photos:3年以上前の写真(長期保管用)
この組み合わせなら、iPhone本体の容量は最小限に抑えられます。
定期的な整理で快適に使うコツ
クラウド活用と並行して、定期的な整理も重要です。
月1回の整理ルーティン:
- 似たような写真を削除(連写で撮った中からベストショットのみ残す)
- 一時的にダウンロードした動画・音楽を削除
- 使っていないアプリをアンインストール
- 「最近削除した項目」フォルダを空にする
これだけで、月に5-10GBの空き容量を確保できます。
容量選びで後悔しないための判断基準
ここまでの情報を踏まえて、実際にどう判断すれば良いのか、具体的な手順を示します。
現在のiPhone使用状況を確認する方法
今すぐできる確認手順:
- 設定アプリを開く
- 「一般」→「iPhoneストレージ」をタップ
- 現在の使用量を確認
確認すべきポイント:
- 総容量に対する使用率(80%以上なら要注意)
- どのカテゴリが多いか(写真、動画、アプリ)
- 過去1年での増加ペース
判断例:
- 128GBで現在100GB使用中 → 次は256GB以上必須
- 256GBで現在150GB使用中 → 512GBを検討
- 128GBで現在60GB使用中 → 次も256GBで十分
将来の使い方を予測するポイント
ライフスタイルの変化を考慮:
□ 結婚・出産予定はあるか?(子どもの写真・動画で容量激増) □ 趣味が変わる可能性は?(カメラ、動画編集、ゲームなど) □ 仕事で使う可能性は?(資料、プレゼン、大容量ファイル) □ 海外旅行の予定は?(オフライン保存の必要性)
3年後の自分をイメージ: 今と同じ使い方をしている可能性は低いです。ライフステージの変化を見据えて、少し余裕のある容量を選びましょう。
買い替えサイクルから考える適正容量
2年サイクルの人: 最新機能を常に使いたい人、キャリアの2年契約を利用する人。この場合、256GBで十分です。使い切る前に次の機種に移行できます。
3-4年サイクルの人: コスパ重視で長く使いたい人。この場合、256GBか512GBの分かれ目です。現在の使用量が150GB以上なら512GBを推奨します。
5年以上の人: 環境配慮やコスト削減のため、可能な限り長く使いたい人。この場合、512GB以上を強く推奨します。将来のデータ増加に備えましょう。
予算とのバランスの取り方
価格差30,000円をどう考えるか:
投資として見る場合: 30,000円 ÷ 5年 = 年間6,000円(月500円)
月500円で容量不足のストレスから解放されるなら、決して高くはありません。
節約として見る場合: 30,000円あれば、以下のことができます:
- iCloud 200GBプラン 6年分
- 高品質なワイヤレスイヤホン購入
- 旅行の資金に追加
どちらを優先するかは、あなたの価値観次第です。
妥協案: 予算が厳しい場合、型落ちモデルの512GBを検討するのも手です。iPhone 14 Proの512GBなら、iPhone 15の256GBと同じくらいの価格で入手できる場合があります。
iPhoneストレージ管理の実践テクニック
最後に、どの容量を選んでも役立つ、ストレージ管理の実践テクニックを紹介します。
容量を圧迫する主な要因TOP5
1位:写真と動画(平均50-150GB) 特にLive Photos、バーストモード、動画が容量を圧迫します。
2位:アプリとそのデータ(平均30-80GB) ゲーム、SNS、動画編集アプリが大容量です。
3位:メッセージの添付ファイル(平均10-30GB) LINEやiMessageで送受信した写真・動画が蓄積します。
4位:ブラウザのキャッシュ(平均5-15GB) Safariの閲覧履歴やキャッシュデータです。
5位:その他(システムデータ、一時ファイル)(平均10-20GB) 見えない部分で蓄積するデータです。
効果的なストレージ削減方法
即効性のある削減法:
方法1:「非使用のAppを取り除く」を有効化 設定 → App Store → 「非使用のAppを取り除く」をオン 使っていないアプリを自動削除しつつ、データは保持します。
方法2:「iPhoneストレージを最適化」をオン 設定 → 写真 → 「iPhoneのストレージを最適化」を選択 フル解像度はiCloudに、iPhone本体には軽量版のみ保存されます。
方法3:メッセージの自動削除設定 設定 → メッセージ → メッセージを保存:「1年間」に変更 古いメッセージと添付ファイルが自動削除されます。
方法4:Safari のキャッシュクリア 設定 → Safari → 「履歴とWebサイトデータを消去」 これだけで5-10GB空くこともあります。
自動バックアップ設定の最適化
推奨設定:
- Wi-Fi接続時のみバックアップ(モバイルデータ節約)
- 充電中のみバックアップ(バッテリー節約)
- 深夜に自動実行(日中のパフォーマンス維持)
設定手順: 設定 → あなたの名前 → iCloud → iCloudバックアップ
これで、意識せずに自動的にバックアップが完了します。
容量不足になった時の緊急対処法
今すぐ空き容量を確保する方法:
緊急度★★★(即座に数GB確保):
- 「最近削除した項目」を完全削除
- 不要なアプリをアンインストール
- Safariのキャッシュクリア
緊急度★★(1-2時間で10GB確保):
- 古い動画をPCやクラウドに移動
- 重複した写真を削除
- LINE、Twitter、Instagramのキャッシュクリア
緊急度★(じっくり整理して30GB以上確保):
- すべての写真・動画を見直し、不要なものを削除
- 大容量アプリのデータを削除して再インストール
- 外部ストレージ(PC、外付けHDD、NAS)に完全移行
よくある質問
iPhone 512GBに関して、よく寄せられる質問に回答します。
Q1:512GBは何年くらい使えますか?
A:使い方次第ですが、一般的なユーザーなら5-7年は問題なく使えるでしょう。
写真を年間2,000枚(約10GB)、動画を月1回10分程度(約60GB/年)撮影するペースなら、年間約70GBの増加です。512GBあれば、既存データと合わせても7年間は余裕があります。
ただし、ProRes動画を頻繁に撮影する場合や、大容量ゲームを多数プレイする場合は、3-4年で満杯になる可能性もあります。
重要なのは、「定期的な整理」を習慣にすることです。年に1-2回、不要なデータを外部保存すれば、半永久的に使い続けられます。
Q2:256GBから512GBに後から変更できますか?
A:残念ながら、購入後にストレージ容量を変更することはできません。
iPhoneのストレージは本体に直接組み込まれており、後から増設や交換は不可能です。これが、購入時の容量選びが非常に重要な理由です。
ただし、外付けストレージやクラウドサービスを活用することで、実質的に容量を拡張することは可能です。Lightning/USB-C対応の外部ストレージ(SanDisk iXpandなど)を使えば、写真や動画を外部に保存できます。
失敗しないためには、「迷ったら大きい方」が鉄則です。後悔するのは「容量が足りない」場合がほとんどで、「容量が余った」ことを後悔する人はほとんどいません。
Q3:中古で売る時、512GBの方が高く売れますか?
A:はい、512GBの方が高く売れる傾向があります。
中古市場では、大容量モデルの方が需要が高く、買取価格も高めです。一般的に、256GBと512GBの買取価格差は15,000-20,000円程度です。
具体例(iPhone 14 Pro、2024年の買取相場):
- 256GBモデル:約80,000円
- 512GBモデル:約95,000円
- 差額:約15,000円
新品時の価格差が30,000円だったことを考えると、約15,000円は回収できる計算です。つまり、実質的な追加コストは15,000円程度と考えることができます。
さらに、大容量モデルの方が早く売れる(買い手が見つかりやすい)というメリットもあります。
Q4:プロカメラマンでなければ512GBは不要ですか?
A:いいえ、一般ユーザーでも512GBが必要なケースは多々あります。
確かに、プロの映像クリエイターやカメラマンには512GB(または1TB)が必須です。しかし、以下のような一般ユーザーにも512GBは有益です:
- 子育て中の親御さん:成長記録を大量に撮影する
- 旅行好きな人:年に数回海外旅行に行き、毎回数百枚撮影
- ゲーマー:大容量ゲームを複数プレイ
- 学生:授業の録音、資料のPDF、研究データなど
- ビジネスパーソン:プレゼン資料、会議の録音、業務用アプリ
「プロ」かどうかではなく、「自分の使い方に合っているか」で判断しましょう。
Q5:iCloudストレージ料金と比較してどちらが得?
A:使い方と期間によって変わりますが、長期使用なら本体容量の方が得です。
比較計算:
ケース1:256GB+iCloud 200GBプラン(月400円)
- 初期費用:iPhone 256GBの価格
- ランニングコスト:年間4,800円
- 5年間の総コスト:24,000円
ケース2:512GB本体のみ
- 初期費用:iPhone 512GBの価格(+30,000円)
- ランニングコスト:0円
- 5年間の総コスト:30,000円
つまり、5年使えばほぼ同じ、それ以上使うなら512GBの方がお得です。
ただし、iCloudには「データ保護」「どのデバイスからでもアクセス可能」というメリットがあります。理想は「512GB本体+iCloud」の組み合わせです。
Q6:アプリのデータも容量を圧迫しますか?
A:はい、特に以下のアプリは要注意です。
容量を大きく消費するアプリカテゴリ:
- ゲームアプリ(10-25GB/個) 原神、PUBG、Call of Dutyなど
- SNSアプリ(5-20GB) LINE、Instagram、TikTokはキャッシュが蓄積
- 音楽・動画アプリ(変動大) SpotifyやNetflixでオフライン保存すると激増
- 写真・動画編集アプリ(5-15GB) プロジェクトファイルが残る
- ナビ・地図アプリ(3-10GB) オフライン地図データ
定期的にアプリの使用容量を確認し、使っていないものは削除しましょう。設定 → 一般 → iPhoneストレージで確認できます。
Q7:家族写真を大量に保存する場合は?
A:家族の思い出を大切にするなら、512GB以上をおすすめします。
子育て家庭の平均撮影枚数:
- 1人目の子ども:月500-1,000枚(年間6,000-12,000枚)
- 2人目以降:やや減るが、それでも年間3,000-5,000枚
これだけで年間50-100GBのペースで増加します。さらに、運動会や発表会などの動画も含めると、256GBでは2-3年で満杯になる可能性が高いです。
推奨戦略:
- iPhone本体:512GB(直近2-3年分を常に持ち歩き)
- iCloud:2TBプラン(すべての家族写真をバックアップ)
- 外付けHDD:年1回アーカイブ保存(最も安全な長期保管)
大切な思い出だからこそ、「容量不足で撮影できなかった」という事態は避けたいですね。
まとめ:あなたに最適なiPhone容量の選び方
ここまで、iPhone 512GBの必要性について、様々な角度から解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめます。
512GBが本当に必要なのは、こんな人:
- 4K/ProRes動画を頻繁に撮影する
- 写真を数万枚以上iPhone本体に保存したい
- 大容量ゲームを複数プレイする
- 海外や電波の届かない場所に行くことが多い
- 次のiPhoneを5年以上使う予定
- 容量不足のストレスを感じたくない
256GBで十分なのは、こんな人:
- クラウドサービスを積極的に活用する
- 動画撮影は年に数回程度
- アプリは厳選して使う
- 2-3年で買い替える予定
- 定期的にデータ整理をする習慣がある
最終判断のための3つの質問:
- 「現在のiPhoneで、容量不足を感じたことがあるか?」 → YES なら、今より大きい容量を選ぶべき
- 「これから3年間で、写真・動画の撮影が増えそうか?」 → YES なら、余裕のある512GBを検討
- 「価格差30,000円を、安心料として払う価値があるか?」 → YES なら、迷わず512GBへ
私からの最後のアドバイス:
容量選びで最も大切なのは、「自分の使い方を知ること」です。現在のiPhoneで、設定 → 一般 → iPhoneストレージを確認してください。そこに、あなたにとっての答えがあります。
もし今128GBで90GB使っているなら、次は256GBでギリギリです。512GBを選びましょう。
もし今256GBで120GB使っているなら、次も256GBで十分かもしれません。ただし、今後の使い方が変わる可能性も考慮してください。
容量選びに正解はありません。あるのは、あなたにとっての最適解だけです。
この記事が、あなたの最適解を見つける手助けになれば幸いです。新しいiPhoneで、快適なデジタルライフをお楽しみください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。もし容量選びで迷ったら、またこの記事に戻ってきてください。あなたの判断を後押しする情報が、ここにあります。

